私が受験生を通して最も大切だと感じたのは、「自分の意思を持つ」ということです。
私が膳所を目指そうと思ったのは夏のオープンキャンパスに参加したときです。ただ、そのときの実力は全然膳所には届いていませんでした。そんな中で目指すことにしたので、残り半年ほどでかなり学力を上げなくてはいけず、とにかく毎日明治館に自習に行くようにしました。
一生懸命取り組み始めると、不安になることもよくありました。
特に11月の受験がせまる時期の模試で膳所がC判定だったとき、焦ったと同時にすごく落ち込んで、毎日通っていた自習室に行けなくなったときもありました。ですが、「やはり自分の中で行きたい学校は膳所しかない。落ちてもいいからやり切ろう」と、何とか思い直し、再スタートをきることができました。
模試の判定や信頼する先生の言葉をもとに進路を考えることはもちろん大切ですが、何より大切なのは自分がどうしたいかの意思を持つことだと思います。自分のことは自分で決断するしかありません。
また、もともと私は3年になるまで家で勉強することがあまりできず、長時間机に向かうこともできていなかったので、苦手な理科を勉強するのは特に大変でした。そこで集中力が切れてきた頃に好きな社会に切り替えるようにしたりと、ちょっとした工夫をすることで少しずつ集中力も持たせられるようになっていき、気が付けばいつの間にか1日10時間程勉強できる集中力が身に付いていました。好きな科目をひとつでもつくることは、それを気分転換とできるのでおすすめです。そして、ひたすら毎日自習をやり続けた結果…最後のほうにはついに偏差値70以上を出せるようになっていました。
もしまた受験生をやり直すとすると、「落ち込む」という行為をなくしたいです。今、受験生が終わり、客観的に受験生の頃の自分を振り返ると、落ち込んだり迷ったりしている時間が一番無駄だったなあと思います。そんな時間があれば、早く気持ちを切り替えてもっと勉強しろ!と言いたいです。笑
私は受験勉強を通して、支えてくれる人のありがたみを感じることができ、またこれから の自信が得られました。1年前では合格することが考えられないような膳所高校に合格したことはもちろんとても嬉しいし、自分の努力が報われた気がしました。ですが、受験勉強からはそれ以上のものが得られたと思います。1年間ひとつの目標に向かい励んだことは、これから先自信となり、自分を助けてくれると思います。
明治館のおかげで勉強が好きになり、成長することができました!3年間熱心に指導して下さり、本当にありがとうございました!!