私は3年生になり受験勉強を進める中で、限られた時間の使い方を意識するようになりました。
正直に言うと、1・2年生のころはテレビやスマホを触る時間が長く、上手に時間を使えているとは言えない状態でした。しかし、3年生の初めの頃に、明治館レポートで時間の使い方に関して書かれていた回があり、私はそのページを読んでから、時間の使い方を考えて机に向かうようになりました。
私の場合、少しでも眠たいと感じるとなかなか集中できないことがそれまでの経験から分かっていたので、学校から帰って来ると1時間半ほど昼寝をして、自分が最も集中できる状態を作って勉強を始めるように決めました。このように、何となくダラダラと集中力を欠いた状態で机に座るのではなく、決まった時間に集中して勉強することで、平日の限られた時間の中でも効率よく勉強ができると思います。
また、私が受験生生活を通して最も大切だと感じたことは、分からないと思ったことは必ず先生に質問に行くことです。授業中に理解した気でいても、いざ宿題をすると分からないということはよくあることだと思います。その時に何となくあいまいに終わらせるのではなく、質問に行けば、必ず納得のいく答えが返ってきて理解が深まります。この積み重ねでできる差は実はとてつもなく大きいと思いますので、もしなかなか質問に行けてない人がいれば、早くその大切さに気づいてください。
私は周りの友だちの多くが、2月の特色や推薦選抜で高校が決まっていったため、一般選抜までの間は不安や焦りを感じることもありました。しかし、そんな中でも、明治館に行くと自分と同じように一般選抜に挑む人がたくさんいて、自習室で勉強することで、そんな気持ちを忘れ、自分の取り組むべき課題に向き合うことができました。受験生になった皆さん、私が言えることは、まず自習室に行くことです。また、自習に行くときは、あれこれカバンに入れず必要な教材のみを持っていき、それを1日のノルマにして勉強を進めると、効率よく集中して勉強ができるでしょう。
最後に・・・私は中3の春の学力テストでは偏差値が志望校よりも10以上低い状態でした。でもオープンキャンパスなどを通してどんどん「この高校に行きたい!」という気持ちが強くなり、気が付けば無事に合格することができました。受験は本当に気持ち次第で決まってくると思います。行きたい高校を見つけたら、最後まであきらめず、そして何より受験勉強を楽しみながら合格を掴み取ってください!